利尿剤と水分補給
うっかりすると、混同しそうなのが、お茶やコーヒーなどの利尿作用のある飲み物を飲むことと、水分補給。利尿剤、利尿効果のある飲み物や食べ物は、体中から水分をあつめて、尿をつくり、膀胱へ送って、そこから体外へ出すのを助けます。
利尿作用とは?
食物に含まれる利尿作用が実際に尿意となるには、尿を排泄する信号である脳利尿ホルモンが働きます。
しかし、利尿作用のあるものを飲み食いするたびに、すぐ尿意をもよおしていたのでは、しょっちゅうトイレに行かなければなりません。
そこで抗利尿ホルモン という物質が、脳の下垂体後葉で分泌されます。
特に、睡眠中に多く分泌されています。
小さい子供は抗利尿ホルモンの分泌が少ないため、おねしょをしたり、 トイレが近かったりします。
水分足りていますか?
コーヒーを大量に飲むから、水分は足りている、ということにはならないのです。
コーヒーだけで水分補給しているつもりでいると、脱水症状を招くということにもなりかねません。
ジュースなど、糖分の含まれる飲み物は、血液中に濃くなった糖分を薄めようとして、体内の水分を更に使う結果に。
利尿剤の服用をしている方は、新鮮な野菜や果物を食べること、そして水そのものを飲むことで、こまめに水分を補給するようにしましょう。
身体の健康バランスを保っている、恒常性維持機能は、体内の水分中のカリウムやカルシウム、ナトリウムなどの濃度を 一定に維持することで、この奇跡のような仕事を果たしているのです。
水分が十分にないと、調整できなくなりバランスをくずして、筋肉が痙攣を起こす「つる」という症状が身体のあちこちにおきやすくなったりします。
純粋な水をちゃんと摂取できているか、いちどあなたの日常をセルフチェックしてみてください。
