膀胱炎は、疼痛や頻尿などの症状のある、泌尿器科系の病気です。急性膀胱炎と慢性膀胱炎があります。残尿感や軽い尿漏れなどのサインを見逃さないで。

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急性・慢性

慢性膀胱炎

急性膀胱炎が、完治しないうちに薬を止めてしまって、慢性化してしまうケースの他にも、更年期型膀胱炎、若年型慢性膀胱炎など、慢性膀胱炎にはいくつかの種類があります。

 細菌性膀胱炎として急性膀胱炎と混同されがちですが、急性と慢性の膀胱炎では違いがあります。

急性膀胱炎より症状が緩慢なこと、複数の細菌に感染しているケースが多いこと、急性膀胱炎が完治せずに繰り返すケース、などです。

もっとも困るのは、急性 膀胱炎で処方された抗生物質を飲みきらなかったため、実は完治していなかったケースです。

細菌に抵抗力がついて、同じ抗生物質が効かなくなってしまいます。
薬は全部、飲みきりましょう。


更年期型慢性膀胱炎


 更年期型慢性膀胱炎という病名を知らない方も多いでしょう。

これは、普通の膀胱炎のように、細菌による炎症で起こる病気ではありません。

多くは50代以降の更年期の女性に起こり、頻尿、残尿感、排尿痛など、細菌性 の膀胱炎と似た症状が現れます。

しかし、原因はホルモンバランスの悪化で、治療はホルモン充填療法という、女性ホルモンを強める治療です。

尿から細菌が出 ない、出てもごく少量なのに症状があることで診断できます。


若年性慢性膀胱炎


 若年型慢性膀胱炎は耳慣れない病名でしょう。

更年期型慢性膀胱炎と並んで、非細菌性膀胱炎と呼ばれるものです。

細菌による炎症が原因でないため、発見が難しく原因もはっきりしません。

頻尿、残尿感、 排尿痛、膀胱付近の痛みなどの症状が現れますが、尿に細菌がいないか、数が少ないため細菌性膀胱炎と区別されます。

脊髄中枢過敏が原因とも言われています が、原因は分かっていません。

排尿困難症の治療で改善することがあります。