膀胱憩室/脊髄疾患
尿が停滞する要因のひとつに、膀胱憩室や、脊髄疾患があります。膀胱憩室では、膀胱にできた小部屋状の空間に尿が溜まることで、細菌が繁殖しやすくなります。
脊髄疾患で脳からの情報伝達が、うまく伝わらないケースでは、膀胱が満タンになっているのが自覚できず、尿意がないので尿の過剰な停滞に繋がる場合があります。
膀胱憩室
膀胱憩室というのは、膀胱の一部に出っ張りができるものです。
膀胱がしぼんでいるときは良いのですが、膀胱が膨らんでくると、膀胱壁の弱い部分が圧力で伸ばされ、憩室という小部屋になります。
原因は、前立腺肥大症や 神経因性膀胱などの影響がもっとも多く、膀胱に損傷を受けた後遺症や、膀胱の手術の後遺症、先天性の場合もあります。
憩室は長年の間に大きくなっていき、 膀胱炎をくりかえしたり、憩室に結石ができたり、排尿時に痛むことがあります。
脊髄疾患
脊髄や脊椎に大きな損傷を受けると、立って歩けなくなったり、脳からの情報が上手く伝わらなくなったりします。
そんなケースでは、排尿に与える影響は大きなものがあります。
車いす生活だと、排尿は介護者を必要とする場合もあり、1人で便座に移動できるとしても大仕 事です。
情報伝達が上手くいっていない場合には、排尿が本人の意思と関係なく行われ、毎回失禁する、というケースも出てきます。
若い人に出ることが多いの も問題です。
